結論から言うと、マシンピラティスのグループレッスンは「コストを抑えながら、しっかり効果を感じたい」初心者にとって最適な選択肢です。
「グループレッスンだと放置されない?」「ついていけなかったらどうしよう」「パーソナルのほうがいいのかな」。そんな不安を感じている人は多いですが、実際に通い始めた人の多くは「グループで始めてよかった」と話しています。
マシンピラティスのグループレッスンは、一般的なフィットネスジムの大人数レッスンとはまったく別物です。1クラスあたり3〜12名の少人数制が主流で、インストラクターの目が一人ひとりに行き届く環境が整っています。月額8,000〜15,000円程度でパーソナルの約半額、それでいてマシンの補助を受けながら正しいフォームで動けるため、初心者が最初の一歩を踏み出すのにちょうどいいレッスン形式です。
ここから先は、グループレッスンの具体的な内容・料金・メリットとデメリット・スタジオ選びのポイントまで、すべてを網羅して解説していきます。
マシンピラティスのグループレッスンとは?基本を押さえよう
グループレッスンの仕組み
マシンピラティスのグループレッスンとは、1人のインストラクターが複数の受講者に対して同時に指導するレッスン形式です。受講者はそれぞれ1台ずつリフォーマーを使い、インストラクターの声かけに合わせて同じエクササイズを行います。
「グループ」と聞くとスポーツジムのスタジオレッスンのように20〜30人がぎゅうぎゅうに詰め込まれるイメージを持つかもしれませんが、マシンピラティスのグループは最大でも12名程度。リフォーマーが1人1台必要なため、スタジオの面積によって自然と上限が決まります。
スタジオごとの定員の違いをまとめると以下のとおりです。
| スタジオ | グループ定員 | 特徴 |
|---|---|---|
| the SILK | 少人数制 | 女性専用・音楽×リフォーマー |
| zen place pilates | 3〜8名 | 男女OK・6種マシン |
| CLUB PILATES | 最大12名 | 男女OK・15種類以上のマシン |
| pilates K | 少人数制 | 女性専用・リフォーマー特化 |
| Rintosull | 少人数制 | 全47都道府県240店舗 |
| BDC PILATES | 最大8名 | 男女OK(恵比寿のみ女性専用) |
| DAYS PILATES | 最大17名(心斎橋店) | 女性専用・大阪のみ |
このように、ほとんどのスタジオが10名以下の少人数制で運営されています。「大人数の中に埋もれる」という心配は不要です。
グループレッスンの一般的な流れ
グループレッスンの1回あたりの所要時間は40〜60分が標準です。実際のレッスンの流れを見てみましょう。
1. ウォームアップ(5〜10分) 呼吸法の確認から始まります。リフォーマーの上に仰向けになり、鼻から吸って口から細く長く吐く「ラテラル呼吸」を練習します。骨盤のニュートラルポジション(自然な位置)を確認し、インナーマッスルに意識を向ける準備を整えます。
2. メインエクササイズ(25〜40分) フットワーク(脚でキャリッジを押す動き)から始まり、下半身・体幹・上半身と全身をまんべんなく動かします。インストラクターが「次は右足をフットバーに乗せて」「お腹を薄くするイメージで」と一つひとつ指示を出してくれるので、予習は不要です。
バネの本数や強さは受講者の体力レベルに応じて調整され、同じクラス内でも人によって設定が異なることがあります。「自分だけ軽い設定で恥ずかしい」と感じる必要はまったくありません。それぞれの体に合った負荷で動くのがマシンピラティスの基本です。
3. クールダウン・ストレッチ(5〜10分) 使った筋肉をゆっくり伸ばして終了です。レッスン後は心地よい疲労感と「体がスッキリした」感覚を得られる人が多いです。
アーバンクラシックピラティスの「グループではない」レッスン形式
ここで一つ注意点があります。アーバンクラシックピラティスは複数人が同じ空間でリフォーマーを使いますが、公式サイトで「一人ずつ違う動きをする」と明記しています。つまり、一般的な「全員で同じ動きをするグループレッスン」とは異なるスタイルです。
予約不要で好きなタイミングに通える手軽さと、月4回8,580円という業界最安水準の料金が魅力ですが、「みんなで一緒に動くグループレッスン」を求めている人には向いていない可能性があります。逆に「自分のペースで黙々とやりたい」人にはフィットするスタイルです。
グループレッスンの料金相場|パーソナルとの比較
主要スタジオのグループ料金一覧
マシンピラティスのグループレッスンの月額料金を、主要スタジオごとに比較します。
| スタジオ | 月4回の料金 | 1回あたり | 管理費等 | 実質月額 |
|---|---|---|---|---|
| アーバンクラシックピラティス | 8,580円 | 約2,145円 | 詳細は店舗に確認 | 要確認 |
| Rintosull | 8,800〜10,800円 | 約2,200〜2,700円 | なし | 8,800〜10,800円 |
| pilates K | 11,220〜13,420円 | 約2,805〜3,355円 | なし | 11,220〜13,420円 |
| the SILK | 15,280円(エリアA) | 約3,820円 | 施設利用料700円/月 | 15,980円 |
| zen place pilates | 15,400円 | 約3,850円 | 設備運営管理費550円/月 | 15,950円 |
| BDC PILATES | 15,400円 | 約3,850円 | なし | 15,400円 |
※ 上記は標準的なプランの目安です。店舗やキャンペーンにより変動します。
グループレッスンの月額料金は、おおむね8,000〜16,000円の範囲に収まります。1回あたりに換算すると2,000〜4,000円が相場です。
パーソナルレッスンとの料金差
グループとパーソナルの料金差は、1回あたり3,000〜6,000円程度です。月4回通った場合、月額で12,000〜24,000円の差になります。
| 比較項目 | グループ | パーソナル |
|---|---|---|
| 月4回の料金目安 | 8,000〜16,000円 | 20,000〜40,000円 |
| 1回あたりの料金 | 2,000〜4,000円 | 5,000〜10,000円 |
| インストラクターの注目度 | 全体を見ながら個別にも対応 | 完全にあなただけ |
| 予約の取りやすさ | 枠が多い | 人気の時間帯は埋まりやすい |
年間で考えると、グループなら約10〜19万円、パーソナルなら約24〜48万円。差額は年間14〜29万円にもなります。「まずはグループで始めて、もっと個別の指導が欲しいと感じたらパーソナルに切り替える」という段階的なアプローチが、コスト面では最も合理的です。
パーソナルレッスンの詳しい特徴やメリットは別の記事でまとめていますので、両方を比較したい方はそちらも参考にしてください。
月額料金以外の隠れコストに注意
月額料金だけを見て「安い」と判断すると、入会後に想定外の出費に気づくことがあります。以下の項目は必ず確認しましょう。
- 入会金: 0〜33,000円(当日入会で無料になるスタジオが多い)
- 事務手数料: 0〜5,500円
- 施設利用料・管理費: the SILKは月700円、zen placeは月550円が毎月かかる
- グリップソックス: 1,000〜2,000円(初回購入が必要なスタジオあり。zen placeは全クラス裸足のため不要)
- ウェアレンタル: 無料〜数百円/回
体験レッスンの際に「月額料金以外にかかる費用はすべて教えてください」と聞いておくのが確実です。
グループレッスンのメリット5つ
メリット1:月額料金がパーソナルの約半額
前述のとおり、グループレッスンの最大のメリットは料金の安さです。月4回の場合、グループは8,000〜16,000円、パーソナルは20,000〜40,000円。同じ「マシンピラティスに通う」という行為に対して、出費を半分以下に抑えられます。
マシンピラティスは3ヶ月以上の継続で体の動かし方への意識が変わってくると感じる人が多いエクササイズです。長く続けるためには、無理のない料金設定を選ぶことが重要です。「最初は安いグループで始めて、続けられそうなら予算を上げてパーソナルに切り替える」という選択ができるのも、グループのメリットです。
メリット2:「自分だけじゃない」という安心感
初めてのスタジオに一人で行く不安は、グループレッスンが和らげてくれます。
周りにも同じ動きに挑戦している受講者がいるため、「自分だけが初心者」という孤独感を感じにくくなります。実際のレッスンでは、全員が自分のリフォーマーの上で自分の体に集中しているため、他人の動きをじっくり観察する余裕はありません。つまり「できない自分を見られている」と心配する必要はないのです。
レッスンが終わった後にロッカールームで他の受講者と「今日の○○キツかったですね」と自然に会話が生まれることもあります。一人で黙々と通うより、ゆるいつながりがモチベーション維持に役立つという声は少なくありません。
メリット3:予約枠が多く、スケジュールを組みやすい
パーソナルレッスンは1枠に1人しか入れないため、人気の時間帯(平日夜・土日午前)はすぐに埋まりがちです。一方、グループレッスンは1枠に複数人が入れるため、予約の選択肢が広がります。
仕事や家事のスケジュールが不規則な人にとって、「行きたいときに行ける」柔軟性は継続の大きな味方です。
メリット4:レッスンプログラムが体系化されている
グループレッスンを提供するスタジオの多くは、レベル別・目的別にプログラムを体系化しています。
たとえばCLUB PILATESでは、初心者向けの「Intro」から上級者向けの「Elite」まで4段階のクラスが用意されており、自分のレベルに合ったクラスを選べます。the SILKは音楽に合わせたオリジナルプログラムで、フィットネス感覚で楽しみながら体を動かせる工夫がされています。
プログラムが体系化されていると、「次はこのクラスに挑戦してみよう」という上達の実感やモチベーションにもつながります。
メリット5:インストラクターから個別のフィードバックも受けられる
「グループだと自分だけを見てもらえないのでは」と思われがちですが、少人数制のマシンピラティスでは話が違います。
3〜8名のグループであれば、インストラクターはレッスン中に全員のフォームを確認しながら、個別に声をかけてくれます。「もう少し肩を下げて」「骨盤がずれているので修正しましょう」といった具体的なアドバイスが飛んできます。
もちろん、パーソナルほどの密度ではありません。しかし「まったく見てもらえない」ということはなく、初心者にとって必要十分なフィードバックは受けられます。
グループレッスンのデメリット4つと対策
メリットだけでなく、デメリットも正直に押さえておきましょう。
デメリット1:自分のペースで進められない
グループレッスンでは全員が同じタイミングで同じ動きをします。「もう少しゆっくりやりたい」「この動きをもう1回やりたい」と思っても、レッスンはどんどん進んでいきます。
対策: 初心者向けクラスを選ぶこと。レベルが合っていないクラスに入ると「ついていけない」と感じやすくなります。多くのスタジオでは初心者クラスのペースはゆっくりめに設定されているため、まずは一番やさしいクラスからスタートしましょう。
デメリット2:体の悩みに特化した指導は受けにくい
「右の股関節だけ硬い」「反り腰を直したい」など、個別の悩みに対するオーダーメイドの指導はグループでは難しくなります。全員に共通するエクササイズが中心になるため、特定の部位や症状に集中的にアプローチしたい場合はパーソナルのほうが適しています。
対策: グループで基礎を学びつつ、月1回だけパーソナルを追加する「ハイブリッド」スタイルを取り入れるスタジオもあります。zen placeやBDC PILATESではグループ会員がスポットでプライベートレッスンを追加することが可能です。
デメリット3:人気の時間帯は満席になることがある
グループのほうがパーソナルより予約しやすいとはいえ、人気の時間帯(平日19〜21時、土日10〜12時)は満席になることもあります。とくにthe SILKやpilates Kなどの人気スタジオは、都心店舗の週末枠が1週間前には埋まることも。
対策: 予約開始のタイミングを確認し、なるべく早めに予約すること。平日の昼間など比較的空いている時間帯を活用するのも手です。在宅勤務の昼休みにレッスンを入れる、という使い方をしている人もいます。
デメリット4:周囲の目が気になる人にはストレスになる場合がある
「体が硬くて動きが小さい」「みんなより太っている気がする」など、周囲と自分を比べてしまう人にとっては、グループレッスンがストレスになる可能性があります。
対策: 女性専用スタジオを選ぶことで「男性の目」は排除できます。the SILKは女性専用で照明を落としたスタジオ空間が特徴的で、周りが見えにくい環境でレッスンに集中しやすくなっています。それでも気になる場合は、最初の数回だけパーソナルで自信をつけてからグループに移行する方法もあります。
グループレッスンが向いている人・向いていない人
グループレッスンが向いている人
- コストを抑えて長く続けたい人 — 月4回8,000〜16,000円は、年間で見ると大きな節約になる
- 運動未経験でまずは「試してみたい」人 — いきなりパーソナルで高額投資するより、グループで「自分に合うか」を見極めるほうが合理的
- 一人だと不安、周りに人がいると安心する人 — 同じクラスの受講者の存在が心強い
- 決められたスケジュールのほうが続けやすい人 — グループのレッスン時間が固定されていることで「行かなきゃ」という適度な強制力が働く
- 音楽やプログラムの楽しさを求める人 — the SILKの音楽プログラムなど、グループならではの演出がある
グループレッスンが向いていない人
- 体の痛みや特定の不調を改善したい人 — 個別のアセスメントが必要なため、パーソナルのほうが適切
- 他人のペースに合わせるのがストレスな人 — 自分だけのペースで進めたいならパーソナル一択
- 体型や動きを人に見られたくない人 — 最初の数回はパーソナルで自信をつけてから移行するのがおすすめ
迷ったら「まずグループの体験レッスンを受けてみる」が正解です。体験した上で「もっと個別に見てほしい」と感じればパーソナルに切り替えればいいですし、「これで十分」と思えればそのままグループで続ければコストも抑えられます。パーソナルとグループの違いをさらに詳しく比較した記事もありますので、判断材料を増やしたい方はあわせてチェックしてみてください。
グループレッスンのスタジオ選び|5つの判断基準
グループレッスンを提供するスタジオは数多くありますが、どこを選ぶかで満足度は大きく変わります。以下の5つの基準で比較しましょう。
基準1:1クラスの定員
同じ「グループレッスン」でも、3名と12名では体験はまったく異なります。
定員が少ないほどインストラクターの目が行き届き、個別のフィードバックを受けやすくなります。初心者であれば、定員8名以下のスタジオを選ぶのが安心です。
zen place pilatesはマシングループの定員が3〜8名と業界内でも少なめ。BDC PILATESも最大8名で、手厚い指導が受けられます。
基準2:レベル別クラスの有無
初心者向けクラスと経験者向けクラスが分かれているかどうかは、居心地の良さに直結します。
CLUB PILATESでは「Intro」「Foundation」「Progressive」「Elite」の4段階に分かれており、自分のレベルに合ったクラスに参加できます。初心者が上級者に混ざって「ついていけない」と感じるリスクを避けられます。
一方、レベル分けがないスタジオでは、インストラクターがバネの本数で個別に負荷を調整してくれるケースが多いです。体験レッスンの際に「初心者向けのクラスはありますか?」と確認しておきましょう。
基準3:女性専用か男女共用か
周囲に男性がいると気になるという方は、迷わず女性専用スタジオを選びましょう。
| 女性専用のグループスタジオ | 特徴 |
|---|---|
| the SILK | 音楽×リフォーマー・47店舗 |
| pilates K | リフォーマー特化・約130店舗 |
| Rintosull | LAVA連携・240店舗 |
| DAYS PILATES | 大阪2店舗 |
女性専用スタジオは、更衣室やシャワー室の設備が女性に最適化されている点もメリットです。
男性の方やスタジオの性別を気にしない方は、zen place pilatesやCLUB PILATESなどの男女共用スタジオが選択肢になります。
基準4:通いやすさ(立地・営業時間)
マシンピラティスは継続が前提のエクササイズです。自宅または職場から30分以内で通えるスタジオを選ぶのが鉄則です。
全国展開で店舗数が多いスタジオなら、通勤圏内に店舗が見つかる可能性が高くなります。
| スタジオ | 店舗数 |
|---|---|
| Rintosull | 約240店舗(全47都道府県) |
| zen place pilates | 150店舗超 |
| pilates K | 約130店舗 |
| the SILK | 47店舗 |
| CLUB PILATES | 80店舗超 |
「仕事帰りに通いたい」なら営業時間も要チェックです。平日21時以降のクラスがあるかどうかは、会社員にとって重要なポイントです。
基準5:体験レッスンの条件
入会前に必ず体験レッスンを受けましょう。体験の料金や条件はスタジオによって異なります。
| スタジオ | 体験料金 | 手ぶらOK | 備考 |
|---|---|---|---|
| the SILK | 無料 | ○ | ウェア・タオル貸し出しあり |
| CLUB PILATES | 無料 | × | グリップソックス持参 |
| BDC PILATES | 1,100円 | × | 当日入会で特典あり |
| pilates K | 有料 | × | 靴下・タオル・飲料持参必要 |
手ぶらで気軽に体験したいなら、the SILKが最もハードルが低いです。「まだどのスタジオにするか決めていない」という段階であれば、無料かつ手ぶらで体験できるスタジオから試してみるのが自然な流れです。
ペルソナ別|グループレッスンの始め方シナリオ
運動未経験の20代女性の場合
「マシンの使い方がわからなくて恥ずかしい」「運動神経に自信がない」。この不安を持つ人にとって、グループレッスンはむしろ最適です。
理由は明確です。パーソナルだとインストラクターと1対1で「見られっぱなし」になるため、かえって緊張する人もいます。グループなら周りにも同じように頑張っている人がいるので、「自分だけが初心者」という孤独感がありません。
おすすめのスタジオと始め方: the SILKの無料体験を予約するのが一番スムーズです。女性専用で手ぶらOK、音楽に合わせて体を動かすプログラムはフィットネス感覚で楽しめます。「体験だけ」のつもりで行っても問題ありません。レッスン後のプラン説明は「検討します」で終わらせられます。
月額の目安: Standard4プランで15,280円(エリアA)+施設利用料700円。the SILKでは月額3,980円×2ヶ月のキャンペーンを実施中です(2026年3月16日〜5月13日、その後は通常料金。最低契約期間は特別価格2ヶ月+通常24ヶ月の実質26ヶ月)。
コスト重視の人の場合
「マシンピラティスに興味はあるけれど、月に15,000円は厳しい」という人には、月額1万円以下で通えるグループスタジオがあります。
Rintosullは月4回8,800〜10,800円で、全47都道府県に240店舗展開しているため、地方在住の方でもアクセスしやすいのが強みです。LAVAの660店舗と連携しており、プレミアム会員ならLAVAのホットヨガも利用できます。
pilates Kも月4回11,220〜13,420円と、比較的リーズナブルに通えます。女性専用で約130店舗と、こちらも通いやすさの面で選択肢に入りやすいスタジオです。
「グループかパーソナルか決められない」人の場合
結論から言うと、迷っているならグループから始めるのが正解です。
理由はシンプルで、「もっと個別に見てほしい」と感じてからパーソナルに切り替えるのは簡単ですが、パーソナルで始めて「グループで十分だった」と気づいた場合、それまでに払った差額は戻ってきません。
まずはグループの体験レッスンで「インストラクターにどれくらい見てもらえるか」を自分の目で確かめてください。少人数制のスタジオ(zen placeやBDC PILATESなど定員8名以下)であれば、グループでも十分にフィードバックを受けられることに驚く人が多いです。
グループレッスンで効果を最大化する5つのコツ
グループレッスンでもコツを押さえれば、得られる変化はぐんと大きくなります。
コツ1:呼吸に集中する
マシンピラティスの効果は「呼吸」にかかっていると言っても過言ではありません。動きの形を真似するだけでなく、インストラクターの「吸って」「吐いて」という声かけに合わせて意識的に呼吸することで、インナーマッスルへの意識が変わりやすくなります。
「動きについていくのに必死で呼吸を忘れる」というのは初心者あるあるです。動きの正確さよりも呼吸の正確さを優先するくらいの意識で臨むと、レッスンの質が上がります。
コツ2:鏡ではなく自分の体の感覚に意識を向ける
スタジオに鏡があると、つい自分のフォームを目で確認したくなります。しかしマシンピラティスでは「見た目の形」よりも「体の内側の感覚」が重要です。
「今、お腹のどこに力が入っているか」「骨盤は正しい位置にあるか」「左右の力の入り具合に差はないか」。こうした内側の感覚に意識を向けることで、インナーマッスルの活性化が促されます。
コツ3:前のほうのポジションを取る
スタジオのレイアウトにもよりますが、インストラクターに近い前方のポジションを取ると、声かけやフィードバックを受けやすくなります。「目立ちたくないから後ろに」と思いがちですが、初心者ほど前のほうに行くのがおすすめです。
インストラクター側も、前方にいる受講者のフォームは確認しやすいため、自然と個別のアドバイスをもらえる機会が増えます。
コツ4:週1回のペースを最低3ヶ月は続ける
体験者の声を集約すると、体の変化を実感し始めるのは8〜12回目(2〜3ヶ月目)が多いです。「1〜2回で効果がない」と判断するのは早すぎます。
グループレッスンの月4回(週1回)プランで最低3ヶ月。この12回を一つの目安として通い続けてみてください。3ヶ月を超えたあたりから「姿勢を意識するようになった」「体のラインが変わってきた気がする、という方もいます(※個人の感想です)」という声が増えてきます。※効果には個人差があります。
コツ5:レッスン後に1分だけ振り返る
レッスンが終わったら、着替えの前に1分だけ「今日はどこに効いたか」を振り返りましょう。スマホのメモ帳に一言書くだけでOKです。
この習慣があると、回数を重ねるごとに「前回は感じなかった部位が使えるようになった」と上達を実感しやすくなります。インストラクターに「前回は○○が難しかったんですが」と伝えることで、次のレッスンでのアドバイスも具体的になります。
グループレッスンの体験で確認すべきチェックリスト
体験レッスンに行く際は、以下のポイントを確認して帰りましょう。雰囲気や居心地の良さは、Webサイトの情報だけでは絶対にわかりません。
- インストラクターの声かけ頻度: レッスン中に自分に個別のアドバイスがあったか
- 受講者同士の距離感: 隣のリフォーマーとの間隔は窮屈でないか
- スタジオの清潔感: マシン・床・更衣室は清潔に保たれているか
- 空調と室温: 暑すぎたり寒すぎたりしないか(集中力に直結する)
- 受付の対応: 質問に丁寧に答えてくれるか、強引な勧誘はないか
- レッスン後の疲労感: 「キツすぎず、物足りなくもない」がちょうどいいレベル
- 他の受講者の雰囲気: 自分と近い年齢層・雰囲気の人がいるか
これらのチェック項目をクリアしたスタジオであれば、入会後に「思っていたのと違った」というミスマッチは起きにくくなります。
よくある質問
Q. グループレッスンで全然ついていけなかったらどうなりますか?
初心者向けクラスを選んでいれば、ついていけないということはほぼありません。万が一動きが追いつかなくても、インストラクターが「ご自分のペースで大丈夫ですよ」と声をかけてくれます。自分のリフォーマーの上で、自分のペースで動くだけ。周りの受講者はあなたの動きを見ていません。全員が自分の体に集中しています。
Q. グループレッスンで筋肉痛になりますか?
初回は軽い筋肉痛になる人が多いです。とくにお腹周り(インナーマッスル)や太ももの裏側(ハムストリングス)に感じることが多いようです。ただし、ジムの筋トレのような激しい筋肉痛にはなりにくく、「使ったのがわかる」程度の心地よい痛みで、1〜2日で収まるのが一般的です。
Q. グループレッスンの予約はどれくらい前に取るべきですか?
スタジオやプランによって予約開始のタイミングは異なりますが、人気の時間帯(平日夜・土日午前)は1週間前には埋まることがあります。予約開始直後に押さえるのが確実です。平日の昼間やオープン直後の早朝クラスは比較的空いている傾向があります。
Q. グループレッスン中にトイレに行きたくなったらどうすればいいですか?
手を挙げてインストラクターに一言伝えれば、途中退室して問題ありません。レッスン前にトイレを済ませておくのがベストですが、万が一のときでも対応してもらえるので心配不要です。
Q. 友達と一緒に体験レッスンを受けられますか?
多くのスタジオでは、体験レッスンを2名以上で同時に予約できます。ただし、リフォーマーの空き台数に限りがあるため、事前に「2名で体験したい」とスタジオに伝えておきましょう。友達と一緒なら、初回の緊張がぐっと和らぎます。
まとめ:グループレッスンは「自分を変える最初の一歩」に最もハードルが低い選択肢
マシンピラティスのグループレッスンは、月額8,000〜16,000円というパーソナルの約半額の料金で、少人数制のきめ細かい指導を受けられるレッスン形式です。
「運動が苦手」「体が硬い」「マシンの使い方がわからない」。こうした不安は、グループレッスンの現場に行けば一つずつ消えていきます。自分と同じように初めてのリフォーマーに挑戦している人が隣にいるだけで、「自分にもできるかもしれない」という感覚が芽生えます。
あなたが本当に求めているのは、「自分の体を自分でコントロールできている」という感覚ではないでしょうか。グループレッスンは、その感覚を取り戻すための最も手軽で、最も続けやすい方法です。
女性で「周りの目を気にせず通いたい」なら、the SILKの無料体験がおすすめです。女性専用・手ぶらOK・音楽に合わせたプログラムで、運動未経験でも楽しみながら始められます。
男性の方やスタジオの性別にこだわらない方は、zen place pilatesの体験レッスンをチェックしてみてください。3〜8名の少人数グループで、6種類のマシンを使った本格的なレッスンが受けられます。
料金や選び方をもっと詳しく知りたい方は、マシンピラティスの料金相場も参考にしてみてください。

